Yogaで心をやわらかく

昨夜参加したYogaのクラスで、聞いたお話から、
正確な言葉ではありませんが、私がニュアンスとして
受け取ったことをシェアします。

「からだがかたくて・・・という人がいるけれど、
『からだがかたいから、私はダメ』という、
その心のかたさを柔らかくしていきましょう。

クラスを受けていると難しいポーズがあったり、
他の人よりは曲がらないかもしれない。

それでも、今の自分ができていることを受け入れる、
そんな心のやわらかさを養っていきましょう。」

かく言うわたしも、背中も脚もどこもかしこも
まだまだかたいし、完成形には程遠いアーサナも
多々あります。

でも、Yogaを始めた頃から考えると、できるように
なったこともたくさんあるし、柔軟性も上がって
きました。

あきらめずにコツコツと練習を続けていけば、
いつの日かこんなアーサナもできるようになるかも・・・。
というか、なりたい!

Hanumanasana
Hanumanasana ハヌマーンアーサナ by Yoga Journal

Yogaをエクササイズやストレッチングとして見ていれば、
からだだけに焦点をあててしまうのは当然のことです。

でも、本来のYogaはその語源の通り、「つなげること」が
目的です。Moksha(解脱)を目指すため、真の自己を
知るための道、なのです。

そのはじめの一歩として、私自身もからだを整え、
心をやわらげていくことに取り組んでいきますし、
クラスを分かち合っていきたいと思います。

わたしを変えた3つの新しい習慣

明け方の空

7月に入り、早いもので2012年も下半期に入りました。
私にとっての今年前半のハイライトはもちろん、
インドでのシヴァナンダ・ヨガTTC。

参加申込みをして航空券の予約を済ませたのが、
去年12月下旬。それからは新しいことへの挑戦を控え、
とにかく怪我しないように、風邪をひかないように、
健康に注意を払いながら恐る恐る生活していました。

4月半ばに帰国してから2ヶ月半たち、日常生活は
以前とほぼ同じ生活に戻りました。

ところが、TTC以前に会った人からは「変わったねー!」と
良く言われるのです。

外見に関しては、TTC直後は2.5Kgほど体重が減ったの
ですが、すぐに1~1.5Kgは戻ってきてしまったので、
ほとんど変わっていません。外見というよりも、
おそらく内面が変わったのだろうと自分では思います。

内面が変わるにあたって役立ったと思われるのが、
TTC以後に始めた3つの新しい習慣です。

1)早起きと瞑想

毎朝、早起きして瞑想するようになりました。

起きる時間は5:30から5:45くらいです。
幅があるのは前夜の就寝時間によるからです。

正直に告白すると、前夜の就寝時間が遅くなり、
アラームが鳴っても起き上がれず、瞑想も
できなかった・・・というトホホなことも、たまにあります。

それでも、Better than Nothing!と信じて続けています。

2)食事

TTCを機にコーヒー、アルコールを一切やめました。

TTC以前にしても、コーヒーは週2~3回、アルコールは
月1~2回と決して多いほうではなかったので、
止めてもそれほどつらさは感じていません。

たまにコーヒーの深い香りをかぐと飲みたくなったりは
しますが。

ベジタリアンも続けています。元々、肉は2年ほど前から
食べていません。魚介類は今でも少しは食べますが、
極力避けるようにしています。

こんなわけで最近世の中を騒がせていた、生レバーとは
全く無縁です。

3)学びの継続化

TTC以前は、ヨガ・スタジオでのAsana(アーサナ)クラスへの
参加イコールYogaの学びでした。

これでは学んでいることには全くならないと気づき、
帰国後、VedantaやYogaの歴史の学び=座学も加えました。

シヴァナンダ・ヨガ東京センターでの成瀬貴良先生の
「インドの叡智」勉強会は4ヶ月ぶり、青松寺での
サンスクリット講座に一年ぶりに復帰しました。
6月から始まったSita寺崎由美子先生の勉強会にも
参加させて頂いています。

逆にお休みすることにしたのは、南直哉師の「仏教・私流」。
南師のお話は興味深く、とても刺激的で勉強になるのですが、
日本仏教の解釈はVedantaとは違う方向性のように感じており、
自分自身がこれ以上混乱しないためにしばらく参加しないことに
しました。

インドで学んできたことを更に深め、人として成長できるように、
役立つことを見つけたら、習慣としてどんどん取り入れていきたいと
思っています。