遅ればせながら、”HOME“を観ました。
<予告編>
この映画を観て、あらためて、人間という存在の
素晴らしさと恐ろしさの両面を感じました。
人間という一つの種が地球にもたらした影響の
大きさに恐れ入ると同時に、すべての生命を
生み出した地球への驚嘆と感謝が
わきあがってきました。
できれば、すべての人に見てもらいたい映画です。
今は特に観て欲しいのは、衆議院議員
立候補者の人たち、かな(笑)。
8月30日に選ばれる議員の方々には、
<虫の眼>な、ご自分の選挙区や政党のことだけでなく、
<鳥の眼>な、地球規模の視点をもって、
政治活動をしていただきたいものです。
また、選ぶ私たち自身も<鳥の眼>視点を持つのは、
もちろんのことですね。
どうやら、日本語字幕版はまだないようですが、
英語の勉強を兼ねてという方には、
英語字幕版での視聴をお勧めします!
(フランス語、スペイン語、ドイツ語、
中国語、ロシア語、アラビア語もあります。
国連公用語は網羅されてるんですね。)
Sachiko
コーズ・リレーテッド・マーケティングにモヤモヤ
巷で流行のコーズ・リレーテッド・マーケティング。
なじみがあるのはミネラルウォーターのボルヴィックの
「1L for 10Lプログラム」でしょうか。
はやっているだけに、否定はしないまでも、
諸手をあげての礼賛はどうか?と思いつつ、
この本を読みました。
世界を救うショッピングガイド―Causebrand Handbook
「コーズ・リレイテッド・マーケティング(CRM)」とは、企業の社会問題や環境問題などへの積極的な取り組みをアピールすることで、消費者の興味を喚起し、利益の獲得を目指すマーケティング手法。顧客が製品やサービスを購買した際の支払い金額の一部を、寄付行為を通じて社会に貢献するマーケティング活動です。」
(日本ファンドレイジング協会のブログから引用)
確かに寄付が増えるのも、寄付によって
社会的課題が認知され、解決の方向に進むのも、
素晴らしいことです。
でも、調達・製造・流通・廃棄の段階まで
考慮を尽くされた商品ならいざ知らず、
その売り上げを上げる時に出る、
環境負荷は果たして考慮されているのか、
などなど、疑問は付きません。
また、このマーケティング手法が有効なのは、
消費財のみ。つまり、消費者をあおることには
変わらないわけです。
どうも、そのあたりがモヤモヤして、
すっきりしない、今日この頃です。