“Awaken the Dreamer, Change the Dream Symposium”の
映像台本の編集作業のために、スタッフが集まりました。
英語の台本をプロの翻訳家の方が日本語に
訳してくださったのですが、書き言葉になので、
読み上げると長さも合わず、ちょっと固い・・・
ということで、映像にうまく合うように、
話し言葉に編集し直すことになったのです。
台詞の秒数をストップウォッチで測りながら、
言葉をていねいに見直す作業です。
このシンポジウムや映像に出てくる人達が
伝えようとしていることをできるだけ忠実に
表現するために、言葉を厳選し、
時には大胆に書き替えたりもしました。
この作業をやっていると、自分の言葉の使い方の
クセや人との違いをちょっと感じられて、
なかなか面白かったです。
今週末だけでは到底終わりそうにありませんが、
シンポジウムをたくさんの人に参加してもらうために、
もうしばらくがんばります!
Sachiko
BRAC創立者アベド氏の言葉から学ぶ
先日、世界最大のNGOと言われるバングラデシュの
BRAC創立者、ファザル・H・アベド氏を招いて開催された
第19回東京財団フォーラム
「グローバル時代にコミュニティの自立を目指して ~
『民』が変えるバングラデシュ~」に参加しました。
今まで参加した社会起業やソーシャル・ベンチャー系の
シンポジウムなどでも、ことごとくBRACは成功例として
あげられていました。そんなBRACの創立者の話を
直接聴ける機会を逃してなるものか!と、
いそいそ出かけました。
アベド氏のスピーチもさることながら、アベド氏と
加藤東京財団会長の対談やQ&Aから、
学ぶことが多々ありました。
アベド氏の話で特に印象的だったのは、
「貧困は政府だけが解決する問題ではない」
という言葉。
BRACでは、ビジネス+非営利+社会的企業すべてを
合わせて、貧困という社会的課題を解決すべく、
プログラムを立ち上げ、効率的に運営し、
スケールアウトしていっています。
バングラデシュと日本では異なる状況とは言え、
官任せでは立ち行かなくなっているのは明らか。
民がいかに公を担うのか、
民である個人がいかに責任を果たしていくのか、
ますます問われていく時代だと思います。