Twitter

最近、ブログ更新が滞り気味なのは、
いろいろ理由はあれど、
Twitterを始めたことにも理由がありそう。
http://twitter.com/lyckatill
8月半ば頃から始めたのですが、Twitter専用アプリケーションや
アドオンがなかなか便利で、ついついブログよりもTwitterを
閲覧しているし、自分でも更新しています。
Twitterの存在は以前から知っていましたが、「ミニブログ」と
聞いていたんですよね。実際に始めてみると、確かに
ブログに似ていますが、140文字という文字数の短さや
更新速度から言うと、「公開チャット」に近いかもしれません。
特に、知り合い同士だと、お互いの近況へのコメントが
即座に出来たりして、メールよりもはるかに気軽に
コミュニケーションをとることができるところが
今のところ気に入っています。
また、面識のない著名人でも、「RT」(引用付き返信)機能で、
コメント交換できたりするところも、今までのメディアには
少なかった気軽さと言えそう。
ところで、欧米の企業やNon-Profitでは、
ソーシャルメディアの活用がとても盛んです。
特に今年に入ってからますます、Facebookや
Twitterとの連動が当たり前のレベルになってきていて、
まさにトレンドと言えます。
日本でも少しずつ始まっていますが、
本格的な活用はこれから、と言ったところ。
まずは試しに、「つぶやいて」みませんか?

ホクレア 星が教えてくれる道

図書館の書棚で見つけて、「ホクレア 星が教えてくれる道」を
読みました。

著者の内野加奈子さんは、2007年にホクレア号が
ハワイから日本に来た時のクルーのひとり。
私も横浜まで講演会を聞きに行った時にも、
壇上で、体験を語っていらっしゃいました。
(2007年6月16日:
ホクレア号とNainoaに究極のリーダーシップを学ぶ

2年前の講演で強烈に得た感覚を、今度は書籍を通して、
再体験したかのようでした。

ホクレア号の航海中、洋上でどんなことが起こったか。
そのすべてではもちろん無いにしろ、
実体験者の言葉で知ることによって、
人と自然の関係をもう一度、考え直すことができました。

人と自然は対立する存在ではなく、
人が自然に合わせるべく能力を高めることで、
共に生きることが出来る。

それが、何千キロも離れた島を渡る航海であっても、
不可能ではない。

そんなことを改めて、思いました。

ホクレアを導いた伝統航海術では、地球上の自然だけでなく、
宇宙の星座も、自然と共に生きるためのツールとして
活用しています。

古代人が獲得した、そんな自然と共に生きる術を、
技術や道具の発展と引き換えに現代人は忘れてしまいました。
その損失の大きさは、本当に引き換えにできるものだったか。
また、もう一度、私たちが伝統的な技術を獲得できるのか。
そんなことを問い直してみたいと思いました。