ふと思いたって「自分の小さな『箱』から脱出する方法」を再読し、
さらに続編の「2日で人生が変わる『箱』の法則」を読みました。

読みながら、自分の過去のふるまいやおこないが
次々と思い出されました。

これがかなーり痛い!(苦笑)。

「あの時あの人にああ言ったあの一言」など、
いろいろと思い出してしまうと、もう笑ってはいられません。

・・・みなさん、ごめんなさい。
(今さらですが。 Hope it’s better than nothing…)

開き直るわけではないですが、過去はとりもどせません。
でも、未来なら変えられます。

では、どう変えていけば良いのでしょうか。

本には、箱から出るはじめの一歩は、他者を「物」ではなく、
自分と同じように希望や感情を持っている「人」として見る、
とあります。

自分で自分をあざむく「自己欺瞞」を止め「人を人として見る」・・・
ごくシンプルなことでありながら、ほんのちょっとしたきっかけで、
できなくなってしまうことが良くあります。

日常レベルで「箱」に入らないでいるための指針は
なんだろうかと考えていて思い出したのは、
Yogaの八支則(アシュタンガ)のヤマ(禁戒)です。

ヤマは人として守るべき良心、曲げてはならない倫理とも
言えます。

○ 非暴力(Ahimsa)
傷つけない。殺生をしない。

○ 正直(Satya)
嘘をつかない。誠実でいる。

○ 不盗(Asteya)
盗まない。

○ 禁欲(Brahmacharya)
不摂生をしない。

○ 不貪(Aparigraha)
必要とする以上の物を欲しがらない。欲張らない。

Basic Training Course受講から1年たち、
またここに戻ってきたかーという感じですが、
完全に身につくまではいつまでも、
ここに戻ってくるのだろうなぁ。

さて、ヤマを胸に抱いて、箱から出るとしましょうか。

自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー インスティチュート
4479791779

2日で人生が変わる「箱」の法則
アービンジャー・インスティチュート
439665040X

[Book]「奇跡の脳」

Yoggy Instituteのセルフケア・トレーニングコース
受講しました。

YogaのAsana(アーサナ、ポーズ)を機能解剖学の見地から
部位別に学んでいくコースで、様々な気づきとインスピレーションを
得られました。

一生懸命スタジオに通っていてもできないAsanaがあるのは
自分の努力や経験が足りないから、あるいは元々の身体の
性質だから仕方ない・・・などの思い込みがスッポリ外れました。

自分の身体、特に筋肉の性質や機能を知ることで、無理なく、
無駄なく、動くことができることも学ぶことができました。

さて、このコースの事前課題として課題図書を読み、感想を
レポートとして提出するというものがありました。

せっかくなので、こちらのブログでも紹介します。

☆  ☆  ☆

奇跡の脳」の著者、ジル・ボルト・テイラーさんについて
知ったのは、2008年春頃にコーチングの仲間からTEDでの
プレゼンテーション映像「Jill Bolte Taylor’s stroke of insight」を
紹介されたことがきっかけでした。

映像を初めて見た時、震えるほどの感動を覚えました。

特に最後のくだりの言葉、

「(右脳マインドと左脳マインドの)どちらを選ぶ?」

「私たちがより多くの時間を右脳の深い内なる平和のうちに生きることを選んだら、より多くの平和が世界にも投影され、この惑星はより平和になると信じています」

には深く感激しました。

TEDのプレゼンテーションより先に書かれた「奇跡の脳」にも、
この映像で語ったこの願いはこめられていると思います。

今回改めて「奇跡の脳」を読み、脳卒中と回復のプロセス、
脳を含む身体の細胞の仕組みと働き、そして彼女が
得た気づきや洞察について、より詳細に知ることができました。

私がもっとも印象的だったのは、彼女が「右脳マインド」と
呼んでいる「今ここ」に存在し、平和ですべてのものと
ひとつながりである境地はすべての人が生まれながらにして
持っていて、そことつながるのは意識さえすれば誰にでもできると
語られていたことでした。

その逆もしかりで、言語や計算能力などに優れた「左脳マインド」を
うまく役立てることも可能なのです。また、私たちには
「右脳マインド」と「左脳マインド」のどちらを優位にするか
選択することもでき、さらには右脳と左脳のバランスを
とることこそ肝要なのです。

家族や生まれ育った境遇や環境など自分ではどうしても
変えられない事実があったとしても、それについてどう感じ、
どう考えるかを選ぶことができるということは、自由を得ることでも
あります。

脳卒中からの回復のプロセスについては、健常者の私たちが
ふだん「あたりまえ」と信じていることは決して「あたりまえ」ではない
ことについても知ることができ、感銘を受けました。50兆個を超す
という身体の細胞が複雑に作用し関わり合っているからこそ、
私たちは生きて動くことができることに、私も感謝を覚え、
謙虚な気持ちを得ることができました。

奇跡の脳
ジル・ボルト テイラー Jill Bolte Taylor
4105059319