1月30日(日)のBTCで出た宿題は、「一日一善日記」。
文字通り、1日にひとつ「良いこと」をして日記につける、
というものです。
「どんなささやかなことでも良い」とのことだったので、
早速カウントを始めてみました。
例えば、
・後から来る人のためにドアを押さえておく。
・洗面所で手を洗った後、シンク周りの水滴を拭く。
・つけっ放しの照明のスイッチオフする。
ところが、自分には習慣になっているようなことまで、
「良いこと」とカウントしてよいのか?という疑問が
沸いてきてしまいました。違う言い方をしてみると、
「一善」と呼べる「良いこと」はどんな行いなのか?
という問いです。
「良い」か「悪い」かの価値基準は文化・倫理・宗教的に
異なり、人それぞれです。
この問いをしばらく持っていて私が思いついた定義は、
「『良いこと』とは、その行為をすることによって、他者に
なんらかのポジティブな結果を生み出す行為」です。
ここで言う「他者」は人間だけに限らず、動植物を含めた、
環境も含まれます。
この定義においては、自分ひとりだけが満足して成果を
得るような行為は「良いこと」にあてはまりません。
もちろん、他者だけでなく、自分も副産物として良い結果を
得られることはあり得ますが、自分だけのために見返りを
求めて行う行為は「一日一善」ではないわけです。
小難しく考えてみましたが、要は、誰かのために、
自分にできる小さなことを積み重ねるのが
「一日一善」なのかな、と思うに至りました。
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