西水美恵子さんの「国をつくるという仕事」を読み終えました。
ずいぶん前から「読みたい本リスト」に入っていたこの本を
何か直感のようなものがおりてきて、震災後のこのタイミングで
読むことにしたのでした。
読みながらこんなにも心震える本にはそうは出合えません!
直感は大正解でした。
西水さんは元世界銀行 南アジア地域 副総裁として
担当していたアジア各国の草の根の村人とも、
国王や首相といったトップリーダーとも、
一人の生身の人間として交わってこられた経験を元に
この本を綴られています。
人間の素晴らしさ、美しさ、賢さといった美質と同時に、
みにくさ、あざとさ、悲しさ、辛さにも、
数多く出会ってきたからこそ得られたであろう、
深い洞察に満ちたエッセイです。
リーダーであることは決して誇り高ぶるようなことではなく、
むしろ謙虚に、そして全身全霊であたることであると、
思い起こさせてもらいました。
そして、顔をあげて前に進む勇気をもらいました。
私のつたない言葉ではこれ以上は感動を伝えきれないので、
是非とも読んで頂きたい!と心から思います。
本を読む前にチラ見したい方には、以下のリンク先からどうぞ。
【西水美恵子さんインタビュー記事】
就職ジャーナル 仕事とは? Vol. 27 内なる心に常に問いかけ
毎日.jp 本当の学力のすすめ 「頭とハートをつなげなさい」
【対談:西水美恵子さん×田坂広志さん】
ソフィアバンク 変革のリーダーシップを語る