[Book]「国をつくるという仕事」

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西水美恵子さんの「国をつくるという仕事」を読み終えました。

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ずいぶん前から「読みたい本リスト」に入っていたこの本を
何か直感のようなものがおりてきて、震災後のこのタイミングで
読むことにしたのでした。

読みながらこんなにも心震える本にはそうは出合えません!
直感は大正解でした。

西水さんは元世界銀行 南アジア地域 副総裁として
担当していたアジア各国の草の根の村人とも、
国王や首相といったトップリーダーとも、
一人の生身の人間として交わってこられた経験を元に
この本を綴られています。

人間の素晴らしさ、美しさ、賢さといった美質と同時に、
みにくさ、あざとさ、悲しさ、辛さにも、
数多く出会ってきたからこそ得られたであろう、
深い洞察に満ちたエッセイです。

リーダーであることは決して誇り高ぶるようなことではなく、
むしろ謙虚に、そして全身全霊であたることであると、
思い起こさせてもらいました。

そして、顔をあげて前に進む勇気をもらいました。

私のつたない言葉ではこれ以上は感動を伝えきれないので、
是非とも読んで頂きたい!と心から思います。

本を読む前にチラ見したい方には、以下のリンク先からどうぞ。

英治出版「国をつくるという仕事」公式サイト

【西水美恵子さんインタビュー記事】
就職ジャーナル 仕事とは? Vol. 27 内なる心に常に問いかけ

毎日.jp 本当の学力のすすめ 「頭とハートをつなげなさい」

【対談:西水美恵子さん×田坂広志さん】
ソフィアバンク 変革のリーダーシップを語る

“[Book]「国をつくるという仕事」” に4件のコメントがあります

  1. 桑原さん
     はじめまして。西水美恵子です。

     「国をつくるという仕事」を、今、この国難の時に、より多くの同胞に読んでもらいたいと祈るような気持ちでいます。で、私が信頼する唯一の全国紙である日経に、その旨のメッセージをこめて再広告する準備を終えたところです。
     
     だからか、あなたの感想が心に沁みました。おおきに!(私も豊中生まれです。笑)

     今年度の印税は、英治出版の matching contribution で2倍にしてもらって、震災翌日から現地入りし素晴しい支援活動を続ける Civic Force に寄附します。

     今月末に帰国して、まずは豊中へ!茨木市で講演します。(詳細は、ソフィアバンクニュースにあります。)お仲間を誘い合って、できればいらして下さいね。ごきげんよう!

    「為せば成る 為さねば成らぬ なにごとも 成らぬは人の 為さぬなりけり」(上杉鷹山)

  2. 西水美恵子様

    ご本人からコメントを頂戴できるとは夢にも思いませんでした。
    ありがとうございます!

    「この国難の時」、私もまったく同感です。

    一人でも多くの、今働いているリーダー、
    そしてこれから立ち上がろうとする未来のリーダーに、
    読んでもらいたいと思います。

    豊中市生まれという、ご縁も光栄です!

    桑原幸子

  3. 私も早速注文しました!
    被災している友人に伺ったのですが、いろいろな支援も地域のあり方を尊重して行かないとその後の復興(地域再生)につながりにくいという話でした。
    また友達は今も福島です。人と人のつながり、人と地域のつながり、全てが遮断された都会からは見えないものすごく大切なものがこの国には生きていて、それこそを大切にしなければならないと感じているところです。

  4. あきちゃん、ありがとう!

    あきちゃんにもきっと響くものがあると思います。
    読んだら、感想を教えてね!

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