初METIで、初傍聴

昨日、初めて、経済産業省に行ってきました!
何しに行ったかと言うと・・・
第1回BOPビジネス政策研究会の傍聴です。

なぜ、行ったかというと、SVP東京がらみ。
今年、SVPの投資・協働先に選ばれたNPOが
受益者として取り組んでいるのが、
インドの無電化村=BOP、なんですね。

そんなわけで、お勉強がてら、社会科見学気分で
行ってきました。

BOPとは、Base/Bottom of Pyramid という、
経済用語で、最貧層、特に1日$2以下の生活をしている
人々のことを指します。(ただし、定義は諸説あります。)

欧米では1990年代後半から、研究がなされており、
Harvard Business Reviewに記事が載ったり、
本が出版されたりしています。
(その代表的なのが、「ネクスト・マーケット」。
分厚いこの本を今、一生懸命、読んでます(^_^;))

日本企業では、まだ進出企業そのものが少なく、
当然、成功事例も数えるほどしかありません。

6月にSVP東京のNWMに登壇していただいた、
住友化学のオリセットネット事業はその成功例の一つです。
(ただ、事業部長の水野さんは「まだ成功とはいえない」と
おっしゃっていましたが。)

BOPビジネスへの進出は、民間だけでなく、
ODAなど国の施策も必要ということで、
ついに、METIも動き出し、
今年1~3月に非公式の研究会がもたれ、
今回の研究会発足につながったようです。

それにしても、METIの政策研究会に参加できるなんて
思ってもみかったんですが、ふつーに、METIのホームページの案内を見つけて、
ふつーにメールで申し込んだら、傍聴可能の返事がきて、
参加できちゃいました。

受付での身分証明書チェックはあるのもの、
メールのハードコピーをもっていたおかげで、
簡単にチェックが済み、すぐにIDをもらえて、
エレベータで最上階の会議室へ。

委員が50音順で横並び、その正面に座長とMETI側が座り、
周りに事務局の野村総研やら、職員やら、
一般傍聴者が座る、といったレイアウトでした。
METIなどの研究会はこういうふうに開催されるのかー、
という素朴な好奇心も満たされつつ、委員の意見に
耳を傾け、φ(..)メモメモ

この研究会、今後も開催されるようなので、
都合が合えば、傍聴に行こうと思ってますー。

デビューしました

ついに、というか、やっと、というか。
チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム
ファシリテーターとして、
8月1日(土)にデビューしました。
デビューなのに、いきなりの2 Daysで、
8月1日(土)と2日(日)の2日連続、
違うファシリテーター仲間と組み、
違う参加者相手に開催しました。
やってみて思うのは、やはり、
プログラムそのものが、
よく出来ているんだな~、ということ。
ファシリテーターが多少、未熟でも、
映像と音楽の構成に助けられるところが
多々ありました。
マニュアルには載っていない、でも目の前の参加者には
必要と感じる情報やコメントを伝えられたところもあり、
場を創れた感もあり。
まったく緊張せず、あがりもせず、リラックスして、
ふだんの自分に近い感じでできて、
その点では良かったと思います。
ただ、自分としては、出来に完全には
満足できていなくて、
どこか未消化感が残っています。
そう思うと、参加者の皆さんには、
申し訳なかったです。
ただひたすらに、感謝!です。
次回のためにも、
★シンポジウムの内容や流れをもっと血肉化すること、
★自分自身が「Blessed Unrest」を生きること、
★複数でファシリする時には「コーアクティブ」を体現すること、
これらを持ちつつ、精進しようと思います。
今回はクローズド開催だったのですが、
告知は、この人に伝えたい、場を共にしたいと思う
一人ひとりに、パーソナルなメッセージをそえて
メールで出しました。
かなり久しぶりにコンタクトをとる友達でも、
都合が悪くて参加できない旨、
丁寧に知らせてくれたりして、
旧交をあたためることができた人も
たくさんいました。
例えば、久しぶりの友達が、「らしいことやってるね~」と
書いてきてくれたり。久しぶりでも、私を知ってくれてる人は、
そんなふうに受けとめて、応援してくれるんだなぁ。
ありがたいことです。
もちろん、まったく返事・反応なし、の人達もあり。
その人にとって、今はタイミングじゃないのかな。
でも、ちょっと寂しいなぁ。
まぁ、自分もすべてに答えられるわけではないから、
しかたないですね。
つながれる人と、つながっていることに、
感謝です。
次回、私がファシリする予定は10月4日(日)です。
次は公開型で開催しますので、
このブログでもお知らせしますね~。