対話のチカラ

しばらくのご無沙汰、申し訳ありません!

この間、6月4日~6日までの3日間、
チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムの仲間たちと共に、
清里のKEEP自然学校に合宿に行ってきました。

合宿といっても、ワークショップやセミナーでは
ありません。ひたすら、対話。でした。

ゴールのイメージと、おおまかなタイムラインは
決めておいたものの、
アジェンダもプログラムもなし、
リーダーもファシリテーターもなし。

ある意味、無謀な挑戦ですよね。
それでも、「これだけは得たい」と思っていた、
成果をあげることができ、参加者みなが、
達成感を持って帰ってこられました。

なぜ、こんなに何も事前に決めていない、
対話だけの合宿で、成果があげられたのでしょうか?

それは、参加者のほとんどが、
コーチングのスキルの持ち主だった、
ということも影響していると思います。

言葉の表面的な意味だけでなく、
言葉の奥にあるもっと深い意図まで、
また、その場のムードやエネルギーまで
聴き取るスキルを持っている人が
多かったからこそ、
深いレベルまでいくことができました。

今回の経験で、コーチングは、
あらかじめ設定した目標を達成すること、
想定した成果をあげることはもちろん、
予想していた以上の創造性を生み出すことが可能な、
コミュニケーション・スキル
だと、
再認識しました!

AI初体験

先週末、逗子マリーナで行われたSVP東京のパートナー合宿に
参加してきました。

アプリシエイティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry)を
日本に紹介している、AIコンサルティング・ジャパンの松瀬理保さんを
お招きして、合宿そのもののプログラムデザインをお願いしました。

実は、私は松瀬さんとは約5年ぶりの再会でした。
ちょうど5年前の今頃、コーチングのワークショップで
ご一緒したことがあったのです。その後お会いする機会は
ありませんでしたが、なぜか強く印象に残っている人でした。

それが、こんな形で再会するとは、ビックリ!

合宿でのAIはSVPパートナーが余りにも話し好きのせいで、
時間が押しに押してしまい、松瀬さんが考えてくれた
ゴールまでは、たどり着けずじまい・・・(苦笑)。

それでも十分に楽しい時間を過ごし、今まで知らなかった
お互いの一面にふれられたりして、それだけでも
大きな収穫だったと思います。

今までなんとなく知ってはいたものの、ちゃんとは
知らなかったAIですが、大きな可能性を感じました。

コーアクティブ・コーチングからすると、
最高の瞬間を聞き出すワークはフルフィルメントに通じるし、
感情を体験するところはプロセスにも通じます。

まだまだ中途半端な理解に過ぎないので、
この機会に少しAIを学んでみようと思っています。

松瀬さん、SVPパートナーの皆さん、
お疲れさまでした!

AI「最高の瞬間」を引きだす組織開発―未来志向の“問いかけ”が会社を救う
David L. Cooperrider
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