今週末提出のBTC卒業論文準備のため頭がいっぱいになっており、
Blog更新が滞っております。楽しみにしてくださっている皆さま、
申し訳ありません!
論文の準備をしながらも、去年11月、ティク・ナット・ハン師の
いらっしゃるプラム・ヴィレッジで修行されているシスターの法話を
良く思い出しています。
「心という土地には様々な種が植わっています。
種には良い種もあれば、悪い種もあります。
私たちは良い種を育てることも、悪い種を育てることもできます。
選択ができるのです。
もし悪い種が芽を出して育ってしまった時には、
それ以上、栄養を与えなければその種は枯れていきます。
そのようにして悪い種を少しずつでも減らしていけば、
良い種だけが育つようになっていきます。」
多少、私の脚色が含まれていますが、このようなお話でした。
最近、できるだけ瞑想するようにしているおかげなのか、
またはコーチングのおかげなのか、「今」この瞬間、
どんな種が心のスペースを支配しているか、
気づくのが早くなってきました。
これって、まさに「心のガーデニング」だと思うのですよね。
私の場合、お恥ずかしいことに、ちょっとウッカリしていると、
悪い種の芽がグングン成長してしまいます。
雑草並みの繁殖力!と感じるくらい。
私が外界からの刺激、例えばニュースやインターネットなどからの
情報や、悪口を聞いたり、悪意のこもったエネルギーを受け取ったり
することで、悪い種は芽を出し、成長し始めます。
推察するに、怒り、憎しみ、妬み、暴力、欲望などが、
悪い種の主要な栄養源です。
悪い種への対応策ですが、悪い種が成長している=否定的思考に
心を支配されていると気づいた瞬間に、その思考にストップを
かけるようにしています。
気づいたらすぐ、意識して、止める。この繰り返しです。
植物のたとえを使えば、雑草が生えてきたらすぐ抜く、
害虫が寄ってきたらすぐ追い払う、という感じでしょうか。
一方、良い種のほうは毎日少しずつでも育てていくことが
必要だなぁ~と実感しています。
悪い種に負けないように、太陽があたるように調整し、
水を与え、温度を保ち、肥料を与えるなどのケアをしていくと、
徐々に成長していきます。
実際には、私が先日実践していた「一日一善」や「恩送り」、
「ペイ・イット・フォワード」などは、良い種を育てるための行為の
一例だと思います。
祈ったり、お経を唱えたり、マザー・テレサやガンジーなどの
格言を読んだりすることも、良い種を育てるのに役に立つようです。
「LYCKA TILL! (あなたの幸せを祈ります)」の言葉や行為も、
良い種の良い栄養源になると思います。
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