成田発アトランタ行きのDL280便。
離陸はスムーズだったものの、
今度は機内でトラブル発生!
約12時間のフライトも半分以上を過ぎた頃、
私と同じ列の窓際の席に座っていた男性が、
突然、トイレの前でぶっ倒れたのです。
その時、私はアイマスクをかけて眠っていたのですが、
キャビン・アテンダントや野次馬が集まってきて、
騒ぎ始めて慌しい様子に初めて気づきました。
緊迫した会話を聞いていると、倒れた男性は
意識を失っているようでした。
早速、「ドクターはいらっしゃいませんか?」との
機内アナウンスが流れ、前の方の席にいた黒人女性が
医療従事者だったらしく処置をしてくれて、
男性も意識を取り戻しました。
そうこうするうちに着陸が近づき、
今度はキャビン・アテンダントが
通路側に座っていた私に、
「医療従事者の女性に倒れた男性のケアを
してもらいたいので、着陸するまで
席を替わってもらえませんか?」と頼んできました。
もちろん席を替わってあげて、
無事、飛行機は着陸。
倒れた男性は支えられながら機外に出て、
車椅子で運ばれていきました。
その後、入国審査、税関を経て、
ようやくターミナルEへ。
このターミナルEで見つけたのが、
マーティン・ルーサー・キング牧師を記念した展示でした。
![20100318_1 マーティン・ルーサー・キング牧師の展示](http://lyckatill.net/wp-content/uploads/2010/05/20100318_1.jpg)
写真をはじめとして、キング牧師が着ていたスーツ、
ノーベル賞のメダルのレプリカなども
展示されていました。
アトランタはキング牧師の出身地なんですね。
今回はトランジットだけなので訪れることが出来ませんでしたが、
市内には生家やThe King Centerなどがあるようです。
展示のそばには、「Interfaith Chapel」なる施設も
ありました。
![20100318_2 Interfaith Chapel](http://lyckatill.net/wp-content/uploads/2010/05/20100318_2.jpg)
特定の宗教によらず、静かに祈りや瞑想することができる
サンクチュアリが用意されているとは、さすが~!
などと感心していると、先にアメリカ入りしていた
ヒデさんがサンフランシスコから到着、
ツアーメンバーと合流して、キト行きの便に
乗り込んだのでした。