今日は念願かなって、システム思考の入門セミナーと
ワークショップに参加してきました。
2月以来、入門書やウェブサイトの記事を読んだりしてきましたが、
内容としては知っていても、目で見て耳で聞き、手を動かすことで、
学びがより深く、定着したように感じました。
入門セミナーの講師は枝廣淳子さん。淡々と、テンポよく、
シンプルに、システム思考の基本ツールとポイントを
教えてくださいました。
面白かったのは、参加者全員で輪になって行ったエクササイズ。
身体を動かして体験すると良く身につく、というのは、
これまでもあちこちのワークショップでも体験してきましたが、
今回もまた、その定説が生きていました。
午後からの「システム思考を自分の成長に役立てる
ワークショップ」の講師は枝廣さんに、先日、ダイアログBarで
お話を伺った小田理一郎さんが加わりました。
ワークショップと言っても、参加者同士のインタラクションは
最後の発表くらいしか無く、時々、枝廣さん、小田さんが
席に回ってきて、アドバイスを受ける以外は、
ひたすら自分の作業に没頭しました。
ワークをやってみた成果として、自分が今、やりたいと
思っていることが、どんなつながりで未来のビジョンに
結びついているかを視覚化できました。
また、新しい発見と再認識が同時にできて、
「さすが、システム=つながりの集合体!」と驚き、
納得できました。
今日のワークショップでは、「視覚化」(近頃のコトバでは
「見える化」ですね)しただけに過ぎないなので、
近日中にこれを行動のレベルに落とし込んでいこうと
思っています。
そして、時々、自分でも今日と同じようなワークを
やってみようと思います。
講師の小田さんとは先日のダイアログBarのワールドカフェで
同じグループになり、面識があったので、終了後に
少しお話させていただきました。
その際、「レバレッジ・ポイントを発見できるようになりたい
のですが?」と質問したところ、「20年やってる人でも
難しいと言われているので、まずはループ図をたくさん書いてみて、
慣れてみてください」とのお答えでした。。。
はい、おっしゃる通りです。
ローマは1日にして成らず。
システム・シンカー(Systems-Thinker)も然り。
まずはシステム・シンカーに、いずれは「学習する組織」を
語れるヒトになりたい!と夢が広がっています。
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
枝廣 淳子 小田 理一郎