キング牧師@アトランタ空港【3月18日(木)1日目その2】

成田発アトランタ行きのDL280便。
離陸はスムーズだったものの、
今度は機内でトラブル発生!

約12時間のフライトも半分以上を過ぎた頃、
私と同じ列の窓際の席に座っていた男性が、
突然、トイレの前でぶっ倒れたのです。

その時、私はアイマスクをかけて眠っていたのですが、
キャビン・アテンダントや野次馬が集まってきて、
騒ぎ始めて慌しい様子に初めて気づきました。

緊迫した会話を聞いていると、倒れた男性は
意識を失っているようでした。

早速、「ドクターはいらっしゃいませんか?」との
機内アナウンスが流れ、前の方の席にいた黒人女性が
医療従事者だったらしく処置をしてくれて、
男性も意識を取り戻しました。

そうこうするうちに着陸が近づき、
今度はキャビン・アテンダントが
通路側に座っていた私に、
「医療従事者の女性に倒れた男性のケアを
してもらいたいので、着陸するまで
席を替わってもらえませんか?」と頼んできました。

もちろん席を替わってあげて、
無事、飛行機は着陸。

倒れた男性は支えられながら機外に出て、
車椅子で運ばれていきました。

その後、入国審査、税関を経て、
ようやくターミナルEへ。

このターミナルEで見つけたのが、
マーティン・ルーサー・キング牧師を記念した展示でした。

マーティン・ルーサー・キング牧師の展示
アトランタ空港ターミナルEのキング牧師の展示

写真をはじめとして、キング牧師が着ていたスーツ、
ノーベル賞のメダルのレプリカなども
展示されていました。

アトランタはキング牧師の出身地なんですね。
今回はトランジットだけなので訪れることが出来ませんでしたが、
市内には生家やThe King Centerなどがあるようです。

展示のそばには、「Interfaith Chapel」なる施設も
ありました。

Interfaith Chapel
アトランタ空港ターミナルEのInterfaith Chapel内部

特定の宗教によらず、静かに祈りや瞑想することができる
サンクチュアリが用意されているとは、さすが~!

などと感心していると、先にアメリカ入りしていた
ヒデさんがサンフランシスコから到着、
ツアーメンバーと合流して、キト行きの便に
乗り込んだのでした。

ハプニング続出の出国【3月18日(木)1日目】

ふと気づいたら、エクアドル熱帯雨林ツアーに
出発してからちょうど2ヶ月たっていました。

記憶が薄れてしまう前に、旅行記を綴っていくことにします。
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3月18日(木)、2週間のエクアドル熱帯雨林ツアーへの
出発の日です。

今回のツアーそのものはThe Pachamama Allianceの企画で、
航空券のみのツアー手配はHISにお願いしました。

エクアドルまではデルタ航空の便を利用し、
アメリカ・アトランタ経由、約20時間近い旅でした。

ツアーの皆さんとは出発予定時刻の2時間前に、
成田空港第1ターミナル北ウィングで
待ち合わせをしました。

ほとんどの人が時間前か時間通りに到着するも、
2人来ない・・・。連絡も来ない・・・。

見送りに来てくれていたHISの担当者さんと手分けして、
こちらから電話を入れてみると2人とも大幅遅刻中、
出発予定時刻の1時間前頃に着く予定とのこと。

ところが、チェックイン・カウンターに並び始めてから、
出発予定時間が20分も前倒しになっていたことが
発覚しました。

つまり・・・遅刻組の2人は乗り遅れる可能性が!

2人を待ちつつ、HISの担当者さんが航空会社の
カウンター担当者にクローズを待ってくれるよう、
しつこく交渉。

あいにく、この日は運悪くオーバーブックだったらしく、
出発1時間前に来ても席が無い可能性があります、
と言われてしまいました。Oh my god!

チェックインが終わった皆さんには、
先にゲートに向かってもらい、
HISさんとジリジリしながら待っていると、
遅刻1人目がようやく到着。

HISさんにサポートしてもらい、大急ぎでチェックイン。
何とか間に合いました。

その後、もう1人が出発予定時間の40分くらい前に
カウンターに駆け込んできたところまで見届けて、
私も大急ぎで入国審査に向かいました。

ゲートに小走りで向かいながら、
携帯で連絡を取り合うという緊迫感!

結局、この日は満席だったため乗ることができず、
購入したチケットは全部パーになってしまいました。

ただ、大急ぎで手配をかけたら、翌日の同じ便が
何とか取れそうとのこと。当然、エクアドル到着も
1日遅れることになるので、アメリカにいる
The Pachamama Allianceのツアー担当者に
電話で連絡するように伝え、
「何とかなりそう」と聞いたところまでで、
離陸の準備が始まり、携帯の電源オフ。

「一体どうなるの~?」と思いながらの出発でした。