場を支える、ということ

CTIジャパンのアシスタント・ガイダンスに
参加してきました。

CTIジャパンのコーチング・トレーニングは
集合研修=ワークショップ形式をとっています。
入門編である「基礎コース」に始まり、応用コースは
フルフィルメント(FUL)、バランス(BAL)、
プロセス(PRO)、イン・ザ・ボーンズ(ITB)の
4つのコースから成り立っています。
ITBまで終わると修了証を頂けます。

現在のところ、95期生まで誕生しているそうです。
集合研修を進行するのはコースリーダー2名です。

ここに毎回、3名の修了生がアシスタントとして
ボランティアで参加します。

私がアシスタント参加するのは今回で6回目。
前回は確か一昨年だったので、ずいぶん久しぶりです。
以前のガイダンスを受けてからも3年以上たっていたので、
改めて参加をしました。

ガイダンスの冒頭では、コーアクティブ・コーチングの
・4つの礎
・5つの資質
・3つの指針
について、ホワイトボードに書き込んで、
確認しました。

資格取得者CPCCたるもの、全部把握していなければ、
と力んだものの、ちゃんと覚えてました。

あたりまえなんですけど、ちょっとホッとしたりして。

ガイダンスに参加して再確認したのは、
コースという学びの場はリーダーだけでなく
アシスタントによっても支えられているということ。

それも実際の行動(Doing)だけでなく、
目には見えない「意図」の力や、
在り方(Being)で。

他の表現をすると、雰囲気やエネルギーで、
場を受容し支えているからこそ、受講生の学びが
最大化されるのです。

こう書くと、少し不思議な感じがするかもしれませんね。
でも、これは、人間という存在が機械のような物質ではなく、
肉体、感情、精神をもった存在だからこそ、

もっと言えば「魂」をもっているからこそ、
こうした支え方が本来は必要なのだと思います。

久しぶりのアシスタント、しっかりと
支えさせていただきます。

「修業」に思ったこと

有機農業を営む友人のブログ「畑からの風だより」経由で、
読ませて頂いた、ブログ「作庭日記」。

4月27日の記事、
「造園修業に応募される方へ」を読んで、
心が震えましたドキドキ

実は、私も改めて、
「コーチングに向き合い直そう!」
決めたばかり。

だからこそ、この文章を読んで、身が引き締まりました。

文中の「造園」「仕事」を
ご自分の志すことに置きかえて、
ぜひ、読んでみてください!

私にとっての「修業期間」は、9ヶ月間の資格コース(注)、
そして試験までの約3ヶ月間を合わせた約1年間でした。
その1年間は、本当にコーチングに打ち込んでいました。
(注:現在の上級コースは期間が6ヶ月になっています。)

通勤の行き帰りに、オーディオポディアム(現ウェブライブラリー)か、
自分がしたあるいは受けたコーチングの音声ファイルを聞く。
または、マニュアルか「コーチング・バイブル」を読む。

月に1回、対面でのコーチング練習会を開き、
夜はスキルドリルか、クライアント様とのコーチング。
そんな、コーチング漬けの1年間でした。

そして、2007年8月に試験を受験け、9月に合格通知を受け取りました。

それ以来、「コーチングを活かして社会起業家やNPOを支援する」
という、自分の立てた目標を走り続けています。

ですが、コーチングそのものにかける時間やエネルギーは、
「修業期間」と比べると少なくなっていたのが事実でした。

でも、私の原点は、コーチング。

人が本当の自分に気づき、
自分の人生を生きはじめる。

輝きはじめる瞬間に立ち合わせて頂くのが、
私にとっては何よりもの喜びなのです。

今朝、「作庭日記」を読ませて頂き、
「コーチングに向き合い直す」という
決意を新たにさせて頂きました。

特に、感動したのが、

 修業とは、今までの自分を乗り越えて違う世界に進むことですから、甘いものではないのです。
それが分かっている大人は、生きること自体が楽しい修業と受け止めて困難を乗り越えて、自分の成長を楽しむものだと思います。


というくだり。

私も、今までの自分を乗り越え、違う世界に進み、
困難があってもそれを乗り越え、
自分の成長を楽しみたいと思います