仲間との学びは続く

先日、コーアクティブ・コーチングの資格コース(現・上級コース)の
仲間で集まる機会がありました。

仲間の一人が発した「Help me!」という投げかけがきっかけだったの
ですが、多忙な人ばかりにも関わらず、東京周辺在住メンバーは
全員集合しました。

仲間がHelp出してたら、万難を排して駆けつけちゃうんです。

私たちのコースが始まったのは2006年9月。
つまりあの仲間たちと出会ってから、
もう5年経っているのですよね~。

コーチングの学びそのものも大切なものでしたが、
私にとっては、仲間の存在も同じくらい得がたいものです。

あの9人だったからこそ、学べたことがたくさんありました。
ケンカすることはなかったものの、本気で関わり合う場面が
いくつもありました。

5年という年月を経て、お互いにますます成長し、
経験を積み、熟成していっていることを、
話をしながらも感じました。

資格コースの仲間とは隔年で合宿を続けています。
次は来年。またみんなで集まりたいな♪

コーチとしての大きな主題

コーチとして継続的にセッションを始めたのが
2006年4月ですから、今年で6年目になります。

この間、私自身の人生にも変化があり、コーチを
始めた当初とは考え方が少しずつ変わってきました。

そのひとつが「本当(真)の自分」について。

私自身、長い間「今の自分はほんとうの自分じゃない」
感じ続けていました。自己否定していたとも言えます。

「本当の自分」があるとすれば、「偽の自分」が
あるはずです。

その「偽の自分」とは「ニューアース」等の著者、
エックハルト・トール言うところの「ペインボディ」、
あるいはコーアクティブ・コーチングでは
サボタージュ」がそれにあたると思います。

クライアントとしてコーチングを受けることによって、
サボタージュに支配されない、真の自分の実感と
生きる喜びを得た!と、以前は感じていました。

自分の人生については今も充実感や喜びを
感じてはいるのですが、仏教を学び始めた
昨秋あたりから、以前とは少し異なる感覚を
持っています。

人は自分の意志で生まれてきたわけではありません。
がんばったとしても、がんばらなかったとしても、
幸せであっても、幸せでなかったとしても、
人の役に立っても、無為であっても、
本当の自分でも、偽の自分でも、
要はどんな自分であっても、
人は生きざるを得ないのです。

ただ、今生きること、そしてどんな生き方をするかは
自らの意志で選択することはできます。

今、私のコーチとしての大きな主題としては、
今生きているということを意志をもって、
どう受け入れるのか、どう在りたいのか、
どのように生きていくのか、などに真摯に向き合い、
行動に起こそうとする人を支援したいと考えています。