2008年2月からソーシャルベンチャー・パートナーズ東京
(SVP東京)にパートナーとして参加しています。
丸3年となった今年で”卒業”するつもりでした。
「でした」と過去形で書いたのは、つい最近、”卒業”を返上し、
継続することに決めたからです。
去年末までの丸2年、プライベートな時間と健康を犠牲に
するほどソーシャル活動に力を注ぎ込み、精神的に
燃え尽きてしまった自分にふと気づきました。
迷いはあったものの、それまで築き上げてきたものを
すべて手放し、他の仲間に引き継ぐことにしました。
その流れで、SVP東京の活動もしばらく休もうと思い、
卒業を決めていました。
ところが・・・3月11日以降のSVP東京のパートナー達や
”生態系”の仲間達の動きをメーリングリストで見ていて、
「さすがだなーーー!」と感動してしまったんですよね。
元々、SVP東京はビジネススキルと高い志をあわせ持った
ビジネスパーソンが集うコミュニティですが、この緊急時に
真価が発揮されていました。
震災後の不確定要素が高い状況に惑わされることなく、
被災地での緊急度と優先度を大きな視野で見通しながら、
自分のスキルや人脈を駆使して支援への取り組みを
進めていく様は、とても前向きで現実に根ざしている、
リーダーシップそのものでした。
これからの日本が復旧復興を越えたまったく新しい未来を
創っていく時に、「どこ」で「だれ」と取り組みたいか?という
問いを持った時、今の私にとっての答えはSVP東京でした。
私にできることはほんの微力ですが、まずは仲間と会って、
対話することから、また始めていこうと思っています。