ワルリ絵画展を見に行った後は、大急ぎで
浜松町に移動しました。
そう、今日はSVP東京のネットワークミーティング、
題して「自然エネルギーとコミュニティの未来」
だったんです!
会場は今回初めてお借りする、港区立エコプラザ。
去年できた施設らしく、木のぬくもりを感じられる、
とっても素敵な会場でした。
今日のNWMは、「トランジション・タウン」をSVPに
紹介したい!という思いから、元々、自然エネルギー
(再生可能エネルギー)の企画をやりたいと
言っていたメンバーにも協力を仰ぎ、12月頃から
企画を始めました。
今日のスピーカーは・・・
・ムポイムポイ・カントさん(コンゴ)
・南原順さん(おひさま進歩エネルギー株式会社)
・藤田周子さん(NPO法人ガイア・イニシアティブ)
・榎本英剛さん(トランジション・ジャパン)
気候変動やピーク・オイルといった、
人類の未来を揺るがすような危機が迫っている今、
政治、経済や科学技術だけに未来を託すのではなく、
市民の力での解決の道筋を探ることが、
もしかしたら最大の解決策かもしれません。
特に、行政や大会社に任せていると、
利益が優先されたり、結論が見えていることしか、
実行されなかったりします。
そんなことしてたら、間に合わない!
危機感を持ちつつ、でも楽しく、
みんなでつながりながら、
これからの時代を生きていく。
そんなヒントと元気をもらうことができた、
ネットワークミーティングでした。
Social
BRAC創立者アベド氏の言葉から学ぶ
先日、世界最大のNGOと言われるバングラデシュの
BRAC創立者、ファザル・H・アベド氏を招いて開催された
第19回東京財団フォーラム
「グローバル時代にコミュニティの自立を目指して ~
『民』が変えるバングラデシュ~」に参加しました。
今まで参加した社会起業やソーシャル・ベンチャー系の
シンポジウムなどでも、ことごとくBRACは成功例として
あげられていました。そんなBRACの創立者の話を
直接聴ける機会を逃してなるものか!と、
いそいそ出かけました。
アベド氏のスピーチもさることながら、アベド氏と
加藤東京財団会長の対談やQ&Aから、
学ぶことが多々ありました。
アベド氏の話で特に印象的だったのは、
「貧困は政府だけが解決する問題ではない」
という言葉。
BRACでは、ビジネス+非営利+社会的企業すべてを
合わせて、貧困という社会的課題を解決すべく、
プログラムを立ち上げ、効率的に運営し、
スケールアウトしていっています。
バングラデシュと日本では異なる状況とは言え、
官任せでは立ち行かなくなっているのは明らか。
民がいかに公を担うのか、
民である個人がいかに責任を果たしていくのか、
ますます問われていく時代だと思います。