「アリ地獄のような街」試写会

今日は、ISLで開催された、映画「アリ地獄のような街」
特別試写会に参加しました。

農村に住んでいた少年がわずかなお金を握り締め、
大都会に出てきたものの、「都市の闇」にはまりこんでしまう・・・
バングラデシュはおろか、ろくにアジアの国に行ったことのない、
私にとっては、想像の範囲を超えた、衝撃的なストーリーでした。
この映画はバングラデシュで活動するNGOエクマットラ
制作したそうです。共同創設者であり現在は顧問の
渡辺大樹さんによるお話の後、現地でも親しくしているという、
マザーハウスの山口絵里子さんが登場。
2人によるトークはバングラデシュの遠さを、
日本に近づけてくれる熱のこもったものでした。
11月には横浜で劇場公開される他、自主上映会形式で、
広げていくのだとか。11月~12月は渡辺さんが
バングラデシュから帰国しての講演なども多数、
企画されるようです。
この映画を配給・宣伝するのは、NPO/NGOの募金サイトの
代表格、イーココロ!を運営している、
ユナイテッドピープル。代表取締役の関根健次さんが、
エクマットラの渡辺さんにほれ込んで引き受けたそうです。
先日、関根さんのプレゼンの聞く機会があったのですが、熱い!
その情熱を注ぎ込んで、この映画のメッセージを伝えようと、
尽力されています。
「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」 の3つの目的のうち、
「社会的公正」を体感し理解するにはうってつけの映画なので、
企画を考えてみようかなぁ。。。
まずは、色んな人に伝えるところから、私も協力しようと思います。

ゴーチェンの未来

つい先ほどまで、ゴーチェンの相方とSkypeミーティング
していました。

「ゴーチェン」は「社会や世界により良い変化を起こしたい」という願いを持ち、ボランティア、非営利(NPO、NGO)、公益、CSR(企業の社会的責任)といった社会貢献活動に興味がある、これから関わりたい、すでに活動している、そんな人と人がつながる場です。

ちょうど2年前の今ごろ、社会起業やソーシャル分野に
興味を持ち始め、それが行動としてつながったのが、
2008年2月の「ゴーチェン」の開設でした。
(私のリーダーシップ・プロジェクトの行動の一つでも
ありました。)
去年は何度か勉強会やワークショップを開催しましたが、
実は今年1月以来、活動が止まってしまっています。
相方と私の人生のステージが変わってしまったのが、
その一番の原因です。それを自覚しつつ、身動きできず、
でも止まっていることが気にはなっていて、
何度か話し合いをしてきました。
今日、話してみて、やはり今は自分自身の活動に、
お互いに専念することに話がまとまりました。
この2年を振り返ってみると、社会起業や社会貢献を
取り巻く状況はかなり変わってきたと思います。
社会起業家本人による著作も多数出版され、
テレビでも頻繁に取り上げられ、ビジネス雑誌に
特集が組まれるようになったのは、この2年の間のことです。
コーチにとってソーシャル分野は非常に親和性があり、
また、実際に貢献できる可能性が高いと、私は今でも
信じています。
ただ、ちょっと先取りし過ぎてたのかな?
イベント等は活動停止しますが、ゴーチェンという
ネットワークが誰かの肩をそっと押す存在で
あり続けて欲しいと願っています。