初・平本あきおさん

今日は「Let’s Go ICF 2008」の幹事団と
ピークパフォーマンスのスタッフさんの計らいで、
平本あきおさんの座談会に参加しました。

平本あきおさんと言えば、あの北京オリンピック、
金メダリストをサポートしたメンタル・コーチとして、
有名な方です。

コーチングの世界では「平本流」として、
コーチ育成されていたこともあって、
以前からお名前だけは存じ上げていました。

そんな平本さんが直々に、コーチを集めて、
座談会形式でお話してくださるというのです。
行かない手はない!ということで、

表参道にあるピークパフォーマンスのオフィスに
お邪魔させていただきました。

平本さんを9人のコーチが囲み、
それぞれが自己紹介したり、ICFへの思いを語ったり。
平本さんからも、今までの自分や今後のビジョンを
熱く語ってくださいました。

平本さんは、
「1000万人が、コーチの皆さんを待ってます。
一緒に日本を元気していきましょう!」

と熱いエールを送ってくださいました。

初対面とは思えないほど、ざっくばらんにお話くださり、
今までは、本やPC画面の向こうの遠い存在だった
平本さんを間近で感じられる、またとない機会でした。

座談会の後半はライブセッション。
何かしらの課題を持っている参加者を、
クライアントとして迎え、
平本さんが瞬間瞬間に受けとめて、
他の参加者もまじえて、セッションして
くださいました。

NLPを学んでいる方によると、
NLPのテクニックをふんだんに使った、
セッションだったのだとか。

私もちょっと行き詰まりを感じていたところ
だったので、志願してライブセッションを
受けさせて頂きました。

聴覚、触覚、体感をフルに活用し、
リアルに感情や感覚を再現することで、
次のアクションを自然に起こさせる、
そんなセッションでした。

セッションの終わりには、すぐに出来る
アクションをアドバイス頂きました。

クライアントとして受けさせて頂いたことで、
平本さんがどんなふうに人と関わるのか、
願いを持っているのか、そもそもの思いを
たっぷりと感じられました。

セッションが終わった後、満たされて、
でも静かな感覚がしばらく続いたことを
ちょっと不思議に感じました。

今日は、来週に迫ったICFだけでなく、
これからのコーチングにも、
人生にとっても、大切な時間になりました。

平本さん、ありがとうございました!!

横浜で気づいたこと

今日はコーチング仲間のご厚意で、
横浜のNPOに連れて行ってもらいました。
昨夏、コーアクティブ・コーチングの
プロ資格(CPCC)の試験に合格した後、
「コーアクティブ・コーチングを
社会貢献として役立てたい」との思いから、
SVP東京に参加してみたりして、
自分なりに活動してきました。
でも、なかなか思うようにはいかなくて、
MBAやら戦略コンサルやら会計士やら、
ロジカルシンキングゥ~なキレ者達のなかで、
今も孤軍奮闘しています(これは現在進行形)。
来月、内部向けのコーチング・ワークショップを
開くことが決まり、ようやく一歩前進です。
今日、私がそうしたいと願っていたことを、
コーチ仲間が実際にしている現場を目の前にして、
力づけられたと共に、自分の未熟さや至らなさを
感じてしまいました。
はぁ~。
世の中、まだまだ知らないことがあるなぁ。
まだまだ体験してないことがたくさんあるなぁ。
事件は現場で起こってるんだなぁ。
「知らないこと」を知らないこともあるんだなぁ。
無知は無視につながるんだなぁ。
力づけられた、というのは、コーチという存在の、
あるいはコーチングというコミュニケーション方法の
可能性の大きさを垣間見ることができたから。
深く聴く、深く問いかける、
その人をありのまま受けとめる。
そんな関わり方があると、
人が本来持っている光りは輝きだします。
このことを今日も目撃しました。
これをすべての人が当たり前にいつでもどこでも
出来るような世の中になったら、
どんな世界が生まれるんだろう。
私は、きっと、すべての人が希望を持って
生きられる世界になると思っているし、
そう願っています。
だから、私は人に関わり続けたいんだなぁ。
今日は自分が何のためにコーチングしているのか、
とりわけ、コーアクティブ・コーチングをしているのか、
そんなこともじっくり振り返ることができた一日でした。
感謝。