「鳩山イニシアティブ」に期待!

昨日、ホテルオークラで開催された、「朝日地球環境フォーラム」に
参加してきました。

荷物検査に金属探知機と、やけに物々しい警備に何事か!?
と思ったら、オープニングスピーチは鳩山由紀夫民主党代表=次期首相でした。
(サイト上のプログラムでは「政府与党政策責任者」になってます(笑)。

そのせいか、鳩山さんも冒頭で「私はまだ野党ですが・・・」と言ってました。)
昨夜のインターネット・ニュースでも、新聞でも、
話題になっているのが、
「2020年までの温室効果ガス排出削減の中期目標を
総選挙のマニフェストにも掲げた、1990年比25%削減にする」


と明言したこと。

思わず、「かっこいい~」とつぶやいてしまいました!
今までの自民党が掲げていた目標を大きく上回る目標を
明言するのは、相当の覚悟あってのことのはず。

また、実現するには、政治や行政だけでなく、
民間、特に産業界の協力も絶対に必要で、
まさに国民が一致団結して取り組まなければなりません。

鳩山代表が政治家を志したのが、「成長の限界」を読んだのが
きっかけだったというのも、この強い意志を支えているのかも
しれませんね。

鳩山代表の後にスピーチした方々も口々にこの大胆な目標に
賛辞を送っていました。日本のリーダーシップを示すためにも、
ぜひとも実現して欲しいです。

そのためにも、草の根的な努力ではありますが、
私は「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」を通じて、
環境・社会・人の心が一つの大きな問題の3つの側面であることを
伝え続けていこうと思いました。

「未来の食卓」から食べることを考える

映画「未来の食卓」を観てきました。
<予告編>

南フランスのバルジャック村の村長が、学校給食と高齢者の
宅配給食をすべてオーガニック、しかも地元産でまかなう、
と決めたところから、始まります。
ユネスコ本部での会議シーンをまじえながら、
従来農法では当たり前だった化学肥料や農薬のこと、
汚染された土壌や水、空気のこと、
拡大化する健康被害の現状などが、
さらりとしたタッチで描かれていきます。
さすが、美食の国フランスだな~、と思ったのは、
子どもたちが食べる学校給食が美味しそう!ということ。
地元産の食材、しかもオーガニック、ということで、
手間も時間もかかるけれど、
そのぶん、美味しく、安心で安全。
この映画を観たら、食事はすべてオーガニックにしたい!
いや、しなくっちゃ!と、たぶん誰でも思うことでしょう。
ドキュメンタリーではありますが、
堅苦しさはまったくなく、
フランスらしいユーモアある、
そして地方都市の美しい風景も
楽しめる映画で、お勧めです!!
この映画を観て、考えたこと。
今、日本の食糧自給率は約40%です。
「食べるものがからだをつくる」としたら、
私たちのからだの60%は外国産なわけです。
更に、それがオーガニックかどうかでみたら、
どんなパーセンテージになるんでしょうか???
(どれだけ低いか、知るのがこわい・・・)
振り返って、我が家のオーガニック率をみると・・・
野菜は友人の有機農家から宅配セットを
購入しています(今年で6年目!)。
でも、買い足すこともあるので、90%くらいかな。
その他の食品については、余り気を使うことが
できておらず、おそらく10%以下。
信頼できる自然食品店が近所にあるか、
または宅配を利用すれば、
すべてのものをオーガニック化することは
できるかもしれません。
が、実際はなかなか難しい。。。
でも、難しいからといって、
あきらめるのではなく、
私たちが消費者として出来ること、
つまり、「何を食べ、買うか選ぶこと」から、
変えていけばいいんだと思います。
地元産を買うとか、
有機や無農薬を選ぶとか、
出来ることはあるはずです。
「未来の食卓」連動企画東京オーガニックMAPはすごく参考になります。
そういうところから、変えていこうっと!