今年もまた、軽井沢に行ってきました。
毎年と変わらず、三度の食事は自分たちで作り、アウトレットを
冷やかしに行き、町(=旧軽銀座)にお土産を買いに行く、
というだけ。お土産も同じ店で同じものを買います。
行き始めたころはテニスをしたり、観光名所に行ったり、
外食しに行ったり、BBQもしましたが、最近はしなくなりました。
木立ちを抜ける風の音、せせらぎ、鳥のさえずりに耳を傾ける。
地元産の野菜で作るパスタ、地元の店特製のソーセージやハム、
地元のスペシャルティコーヒー店お勧めのコーヒー、
友人手作りのジャム等々を堪能する。
久しぶりに会った友人とお互いの話しを聞き合う。
買い物途中の道で、苔むした庭のみずみずしさ、
ひょっこり生えてきたキノコの愛らしさに、目をとめる。
これだけで、じゅうぶんに満たされるのです。
新奇なものがなくても満たされることを確認しに行く場が、
私にとっての軽井沢なのかもしれません。