しばらく前に参加したYogaのクラスで聞いた話が、
頭に残っています。
「Yogaを始めた時、何のためにやろうと思ったのか?
そして、Yogaを続けてきた今、
何のためにやっているのか?
今日はその『目的』を心に留めてみてください。」
Yogaを始めたのは確か2005年頃。
最初の動機を思い出してみると、
運動不足解消と健康維持と、
身体的な目的だったように思います。
定期的にYogaを実践するようになり、
身体的だけでなく、精神的な充実感を
味わうようになってきてから、
当初の目的は少しずつ変化してきました。
「これ」を得たいと目的をもって始めたことでも、
違う成果や結果を得ることは往々にして
あり得ます。
「目的」ということを心に留めて過ごしていたら、
こんな祈りの言葉を見つけました。
私の願い ―ある兵士の祈り―
成功するために神に力を願いましたが
与えられたのは謙虚さでした
従うことを学ぶために善行をするために健康を願いましたが
与えられたのは病気でした
より善い行いをするために幸せになるために富を願いましたが
与えられたのは貧しさでした
賢くなるために人から尊敬されるために能力を願いましたが
与えれたのは弱さでした
神を必要とするために人生を楽しむために
すべてのものを願いましたが
与えられたのは命でした
すべてのものに感謝して生きるために私が欲したものは
何も与えられませんでしたが
声に出さなかった祈りが聞き届けられ
私はだれよりも豊かで
祝福された人間となれたのです作者不明
(この祈りはアメリカのある兵士が病院の壁に書きつけたと伝えられています)