美にあふれた休日

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今日は休日を堪能しました!

まずは、友人と白金台駅で待ち合わせ、八芳園へ。新緑まぶしい日本庭園を散歩した後、コースランチを楽しみました。

その後は、自然教育園に行きました。一緒に行った友人は初めて、私も中に入るのは久しぶりでした。ゆっくりと木や植物を眺め、江戸時代から続く武蔵野の面影を楽しみました。以前、恵比寿ガーデンプレイスで働いていた頃、ビルの上から見ると桜の季節は全体が薄桃色に染まって、それはそれは美しかったものです。

武蔵野の自然を満喫した後は、お茶できる店を求めて、プラチナ通り(外苑西通り)へGo。実はこの通りは中学時代の通学路だったのですが、当時の面影はほとんど無くなっています。

ショコラティエ・エリカでチョコを買ってから、白金亭のカフェでお茶しました。

そして、更に本日のメインイベントのある高輪のお寺目指して、テクテク歩きました。

メインイベントとは、友人でもあるアメリカ人シンガー、
スーザン・オズボーンさんと、同じくアメリカ人のカーティス・パターソンさん(箏)&ブルース・ヒューバナーさん(尺八)のデュオによる、プライベート・コンサートでした。

久しぶりに会ったスーザンは、イキイキとして元気そうで、とても素敵でした。お寺の本堂でのライブは言葉に尽くせないほど、素晴らしかったです。スーザンの歌声が箏と尺八と響きあい、今まで聞いたことのない、味わい深いライブでした。

私は人生で初めて箏と尺八の演奏を生で聴きました。こんなにも自在に音が出せるものとは思ってもいませんでした。目を閉じて聴いていたら、尺八がフルートに、箏がハープに聞こえてきました。竹や木から創られているせいか、音色にゆらぎがあり、やわらかく感じられました。

カートさん、ブルースさんは2人とも箏と尺八を学び始めてから20年以上とのこと。きっと伝統に従って、基礎を長期にわたってしっかり学んでこられたのでしょう。今日のライブではジョン・コルトレーンのジャズの曲をアレンジして演奏していて、本当に絶妙で素晴らしかったです。

伝統にとらわれず自由な発想が出来るのは、彼らが日本人ではなく外国人だからこそかもしれません。日本の伝統と心を学び、こんなにも素晴らしく才能を発揮している外国人の方々がいらっしゃるとは、本当に感動物です。

スーザンがライブの最後にこんな言葉を教えてくれました。ドストエフスキーの言葉だそうです。

“Beauty will save the world.”

いや~、今日は本当に自然と音楽の美を堪能した一日でした。

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