2007年3月30日

食べたものがあなたになる-「職業としての有機農業」

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昨夜、「ぷららるノート」(ひっそりと更新中)でも告知した、友人の百姓・久松達央さんの講演会に行ってきました。

浜松町駅から程近い「おいしさ科学館」で行われたこの講演会は、「こめみそしょうゆアカデミー」の主催でした。

久松さんとは8年ほど前に、当時、ハケン秘書として勤めていたコンサルティング会社の総務部の女性の友人ということで知り合いました。その頃は「らでぃっしゅぼーや」の野菜セット宅配をとっていたため、すぐに久松さんの野菜セットをお願いできなかったのですが、今の家に引越してから切り替えたのでした。

元々、慶應の経済学部出身で脱サラして農業を始めた久松さんのお話は「論理的でない」と言いつつも、立て板に水で、ものすごく面白かったです。

昨今の「オーガニック=エココンシャス=カッコイイ、オシャレ」なーんていう軽薄な方程式なんてとはまるで無関係な現場主義のお話は痛快そのもので、「有機野菜=無農薬野菜ではない」、という話にもうなづけました。

他にも「なるほど!」とうなづいてしまうポイントは多々ありましたが、特に彼にとっての「滋味」を説明するくだりで紹介された、矢野顕子のアルバム「reverb」の収録曲「You are what you eat」(食べたものがあなたになる)が印象的でした。

この話からすると、この3年ほど、家で食べている野菜はほぼ100%、久松さんの畑から来ているものです。外食もするとはいえ、私の1/3くらいは久松さんの野菜から出来ているってことなんですね。

「作り手の顔が見えるものを」ということで、生産者の名前や顔写真入りのシールが貼られている果物や野菜をスーパーで見かけることがあります。でも、それだけではどんな人なのかは分かりません。

名前と顔だけでなく、どんな思いやどんな考えで農業を営んでいるかを知っている人が作った野菜を食べる。この贅沢をたくさんの人に味わって欲しいと思います。

●ブログ: 畑からの風だより
久松さんの野菜セットの案内

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