『小さくて強い農業をつくる』の熱にあたった

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久松農園代表、久松達央さんの2作目『小さくて強い農業をつくる』。

小さくて強い農業をつくる (就職しないで生きるには21)

ここ4年くらいちっとも遊んでくれなくなったと思ってたら、こんなこと
考えてやらかしてたのかー!と友人ながら感心しました。

今作は、前作『キレイゴトぬきの農業論』よりも働き方や生き方に
焦点が当たっています。

生きるとは選択の連続であり、何かを選ぶとは何かを捨てることでもある。
こう書くとなんでもなさそうなことですが、彼はこれを粘り強く(しつこく)、
諦めず(しつこく)、ひたむきに(しつこく)続けてきました。

そうでなかったら、あんな草ボーボーの荒地(みたいにシロウトの私には
見えた)を耕して、野菜作って、しかも他人に売ろうなんて考えられないはず。

私ももう10年近く、彼の野菜を食べてます。種類も多く、品質も良く、
サイズも大きくて、そこらのスーパーで売ってる農薬や肥料をたっぷり
使って作られた野菜にも全く引けを取りません(ヘンなほめ方ですけど)。

情熱と話のうまさとロマンチストっぷりでは並ぶもののない、日本イチの
有機農家が書いた本。特に、働き方・生き方を真剣に考えたい人には
ヒントになることが多い、お勧めの好著です。

田舎暮らしに憧れてるとか、ちょっと農業でもやってみようかとか、
副業で農業やろうとか夢見てる人には劇薬のためお勧めしません。
現実を垣間見て、打ちのめされるだけだから。

P.S. 私も「見かねた友人」として密かに登場してます(笑)

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